2020年04月21日
トゲネズミの死亡個体
奄美大島には国の天然記念物で環境省のレッドデータでは絶滅危惧ⅠB類に分類されているアマミトゲネズミがいる。
奄美大島のトゲネズミはアマミトゲネズミ、徳之島のはトクノシマトゲネズミ、沖縄のはオキナワトゲネズミというようで、この三種類の中ではアマミトゲネズミが一番小さく、トクノシマトゲネズミが一番大きいらしい。
とはいっても奄美の山の道路をピョンピョンと横切る胴体10㎝程度の小さなトゲネズミしか見ていないので、これが平均の大きさかなと思っている。
昼間の道路を走っていると道路上に転がっているケナガネズミの無残な姿を見たことがあり、また、猫が何かを食べているので見てみると、これもトゲネズミであった。
このように動物に襲われたり、車に轢かれたりしたアマミトゲネズミが年々多くなってきている。
山中にいるネコやナイトツアーによる犠牲だろうと。
繁殖期が10月から12月らしく、その時期に活発に動き回るケナガネズミの犠牲が多いようだ。
令和元年のアマミトゲネズミとトクノシマトゲネズミの死亡個体(81匹)のデータを奄美野生生物保護センターより提供してもらいグラフにしてみた。
月別内訳(奄美大島・徳之島の合計)
月別内訳(奄美大島)
月別内訳(徳之島)
年間内訳(奄美大島・徳之島の合計)
奄美大島のトゲネズミはアマミトゲネズミ、徳之島のはトクノシマトゲネズミ、沖縄のはオキナワトゲネズミというようで、この三種類の中ではアマミトゲネズミが一番小さく、トクノシマトゲネズミが一番大きいらしい。
とはいっても奄美の山の道路をピョンピョンと横切る胴体10㎝程度の小さなトゲネズミしか見ていないので、これが平均の大きさかなと思っている。
昼間の道路を走っていると道路上に転がっているケナガネズミの無残な姿を見たことがあり、また、猫が何かを食べているので見てみると、これもトゲネズミであった。
このように動物に襲われたり、車に轢かれたりしたアマミトゲネズミが年々多くなってきている。
山中にいるネコやナイトツアーによる犠牲だろうと。
繁殖期が10月から12月らしく、その時期に活発に動き回るケナガネズミの犠牲が多いようだ。
令和元年のアマミトゲネズミとトクノシマトゲネズミの死亡個体(81匹)のデータを奄美野生生物保護センターより提供してもらいグラフにしてみた。
月別内訳(奄美大島・徳之島の合計)
月別内訳(奄美大島)
月別内訳(徳之島)
年間内訳(奄美大島・徳之島の合計)
Posted by あまみのやまちゃん at 08:30
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